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 四季折々の美しさを楽しむ昌徳宮

こんにちは、ユートラベルノートです。
韓国旅行にやってきたら、ショッピングやエステなどを楽しみにいらっしゃる方も多いと思いますが、せっかく韓国にやってきたのだから、韓国文化にも是非、触れてみてほしいものです。景福宮は自分が希望すれば日本語ガイドさんについて景福宮の説明を聞いて回ることもできますが、入場も自由にできるし、気軽に韓国文化に触れられる古宮としてはおススメです。

しかし、個人的には時間に余裕があるのなら景福宮より「昌徳宮」を訪ねることをおススメします。ユネスコの世界遺産に指定されている昌徳宮は景福宮に比べると少し自由は聞きませんが、厳かな雰囲気のなかでじっくりと古宮の風情を楽しむことができます。料金も一般の博物館や古宮と比べても少し高めですが、その価値は十分にあります。昌徳宮は約1時間20分のコースをガイドさんについて回らなければなりません。世界遺産であるため、その景観を維持するための努力だと思って、我慢してくださいね!

さて、週末に久しぶりに昌徳宮を訪れましたが、都会の中にあの広大な敷地が広がっているってことにビックリさせられますよね。日本語のガイドさんもさすが、観光客の多い昌徳宮なので聞き取りやすい丁寧な説明に時折、ユーモアを加えながら楽しく案内してくれます。

王と皇后が使用した豪華な螺鈿の椅子や当時では珍しい西洋式のベットなど優雅な暮らしが伺える品々をはじめ、西遊記の登場人物の魔除けや当時のオンドルなど。見どころもいっぱいですが、やはり一番期待するのはドラマ「大長今」で有名になった水刺間 (スラッカン)。説明によるとこのコースで案内されるスラッカンは実際に王の食事を作ったところでなく、別のスラッカンで作られた料理を温めなおすためのものということでした。また、ドラマの時代よりも随分、近代的で電気や水道、タイルまであるということで、地元韓国人も少しがっかりするのだそうですよ。

そして、昌徳宮といえば欠かせないのが「秘苑(ピウォン)」。美しい庭園の姿にうっとりしてしまいます。このピウォンでは医女になったチャングムが王の健康のために散歩をさせるというシーンが撮影されたことでも有名です。また、王の行動は事細かに記録に残されていてその記録によると・・・このピウォンである日、王が釣りを楽しみました。しかし、その日連れたのは一日中、釣りを楽しんだが3匹の収穫だったとのことでした。しかし、ガイドさん曰く「王の仕事は漁師ではないので、魚をたくさん釣ることができなくても良いのです。」とフォローしておりました。

本当に昌徳宮はいつ来ても素敵な場所。ガイドさん曰く一度、昌徳宮に来たからと言って、一度で昌徳宮の良さを知ることはできないので、出来れば四季を通じて訪れてほしいと言うことでした。前回、そんな話を聞いていたのにも関わらず、またしても私は不覚にも夏に昌徳宮を訪問してしまいました。皆さんはせっかくの韓国旅行なので私と同じ失敗はしないようにしてくさいね〜

以上、ユートラベルノートでした。
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