みんなのガイドブック ユートラベルノート

韓国旅行、海外旅行に役立つ情報を配信するオンラインガイドブックです。

 名前はどんどん変化する?韓国の胎名話・・・

こんにちは、ユートラベルノートです。
韓国では日本と違い、数え年で年齢を数えることはご存知ですよね?その理由は胎児の時から人として大事に扱うこと、つまり胎教と綿密な関係にあるということまではあまり知られていません。お腹の中にいるときから人として扱うと言う意味で大きな役割を果たすものがあるんですよ。
それは、「胎名」というもので・・・妊娠を実感できる頃から、お腹の中の胎児に名前をつけるというもの。名前をつけて胎児に名前で呼びかけることによって、母親は胎児の存在をより実感し、愛情が深まる。一方、胎児も名前を呼び掛けることによってその愛情を感じ取り、お腹の中で健やかに成長することができというのです。

しかし、この胎名は胎児が実際に生まれるまでの一時的な名前と考えられていて、生まれた後には正式な名前が名づけられます。その為、胎名は一度名づけて終わりではなく、途中で変わる場合もあるそうですよ。私の友人の場合は妊娠初期の写真では本当に豆粒ほどの大きさであったために「豆粒」と名付け、その後は愛らしく、愛情深い人になってほしいという意味での名前に変わったと言います。
実際には「祝福」「幸せ」「海」などの名前を付ける人が多いそうです。サッカー選手のアン・ジョンファン夫婦は「モモ」と名付けたそうですよ。

今でこそ愛らしい名前を付けることが多くなりましたが、その昔はたくさんの子どもを厳しい環境の中で生まなければならなかったことから、その環境に打ち勝つためにあえて、可愛くない名前をつけたとも言われています。

最近では、やはり親心が先に立ち、どんな子どもになって欲しいかと言う、願いを込めて名前を付けることが多いそうです。だから、お腹の中にいる時から人として扱いをうけているため、韓国では数え年で年齢を数えるというわけなんです。

胎教にも良い効果があると言われている「胎名」。さて、日本でも受け入れられる時がくるのでしょうか?

以上、ユートラベルノートでした。
http://www.utravelnote.com/