韓国のビックリ-2

こんにちは、ユートラベルノートです。
今日は地下鉄内のビックリについてのお話。韓国を訪れた旅行者の強い味方である地下鉄であるだけに地下鉄を利用する旅行者も多いはず・・・
地下鉄に乗ってまず、目に留まるのは・・・若者がお年寄りに席を譲る姿。日本ではあまり、見られなくなった姿だけにこれは良い意味でビックリですね。でも、残念ながらこういう姿は以前に比べて少なくなっているように思います。

続いてのビックリは地下鉄での車内販売！様々なアイテムがあるので、その数の多さにもビックリです。雨の日にはレインコートや雨傘ぐらいなら許容範囲ですが・・・元気な挨拶の後に素敵な歌をお楽しみください！と大音量で音楽を流した後、「ナントこの素敵な歌を納められたCD10組が10,000ウォン！如何ですか！」と、来られた時には安さにもビックリしたものです。また、ある時には優れもののピーラーをご紹介！と地下鉄の中で野菜のスライスを始める人や、暗いところではこのペンライトを使用すると便利です〜なんて、誰が買うんだよ〜一体〜って、思っていると「えっ、買ってる〜」
たまにお買い上げする人がいることにもビックリさせられます。

そして今日、最後のビックリ話は韓国の地下鉄で繰り広げられた仁義なきオバチャン同士の陣取り合戦です。一見、無秩序に感じられる地下鉄ですが・・・一応、それなりの秩序もありまして・・・当たり前ですが、自分の前の席が空いたら、それはやっぱりその前に立っていた人に優先権があるのは無言のルール。

それはいつもと変わらない朝の通勤ラッシュの地下鉄内でのこと。
満員電車にも関わらず、オバチャンAが大きな声で電話を始めました。大きな声なので、知らず知らず、私はそのオバチャンAを注視していたわけですが、そんな時、その隣のオバチャンBの前の席の男の子が下車しようと立ち上がりました。当然のことながら、オバチャンBがその席に座ろうと背を向けて座ろうとしているのに、オバチャンAは電話をしながらその席に座ろうとします！一つの席を巡ってし烈な闘いが始まり、お互いに「なんなの！このオバサンは！」「オバサンこそ、何なのよ！」と数秒の“おしくらまんじゅう”をやり合った後、オバチャンBに軍配は上がりました。その後、立ちあがった男の子の横に座っていた女の子が立ち上がったことにより、敗者であるオバチャンAがその席に座り・・・その後も「私は電話をしていたから、（あなたの存在に）気付かなかったわ」と苦しい言い訳をしておりましたが。車内の乗客は苦笑するやら、あきれるやら・・・不思議な空気。朝からなんとも醜い争いを見てしまいました。
この他にも韓国の地下鉄にはまだまだビックリが潜んでいます。
それはまた、次の機会にお話ししますね。

以上、ユートラベルノートでした。
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