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韓国焼酎アルコール度数16.9度までダウン

25度以上が当たり前だった韓国焼酎がアルコール度数ダウン16.9度に統一

 

韓国の焼酎業界に変化が?

代表的なハイトジンロ社のチャミスルは昨年3月にアルコール度数を17.2度から0.2度を下げ、1年2か月を経て16.9度までダウン。来週以降はマートなどで、アルコール度数16.9度のチャミスルが販売されます。

ロッテ酒類社から出ているチョウムチョロムも昨年11月にすでに度数を17度から16.9度にダウン。

これにて焼酎業界の1,2位を競うブランドの焼酎がすべて16度台になりました。

 

アルコール度数が下がった理由は、焼酎業界のトレンドとして強いお酒よりマイルドなお酒が好まれるようになってきたから。

20年前には25度以上が当たり前だった韓国の焼酎は2006年に20度のチョウムチョロムが出てから継続的に度数を下げてきました。2012年にはチャミスル、チョウムチョロムどちらも19度まで下がり、2014年には18度、2018年には17度まで下がりました。

昨年、レトロな焼酎瓶で話題になった”真露イズバック”が16.9度で販売され、大きな人気を得たのを受け、チョウムチョロムも16度台まで下がりました。

 

アルコール度数が17度未満に下がったもう一つの理由には、TV広告の条件もかかっています。

国民健康増進法によると17度以上のお酒は放送広告ができないようになっているとのこと。

今後は韓国のTVで焼酎の広告を多く見かけることになりそうです。

 

さらにマイルドになったチャミスル、チョウムチョロムをぜひ味わってみてください。